コーチ紹介~インタビュー編Ⅰ~

TOMORUN

2024年09月01日 00:26

太田蒼(おおたそう)コーチ



○陸上競技を始めたきっかけは?
小学5年生の時に、学校の部活に友達が誘ってくれたから。
当時はその友達がやってたハードルをやるつもりでした。

○専門種目を選んだ決め手とその魅力
小学校の部活の先生が、「走高跳やってみたら?」と言ってくれたのがきっかけ。
そこから他の人より跳べるのが(学校で1番ではなかったけど)楽しくて中学でも続けようと思った。踏切がばっちりハマった時の、空中に弾き飛ばされるような、あの感覚がたまらない!
その感覚を味わうために「あーでもないこーでもない」って試行錯誤してる時間も楽しかったりします。

○好きな(だった)練習
跳躍練習が1番!
身体が壊れない限り、体力が続く限り、延々と続けられると思ってます

○嫌いな(だった)練習
キツイ練習はだいたい嫌いです
楽してても跳べるようになるならいいのになぁ

○キツイ練習の乗り越え方
徹底してナルシストになります!
「こんなキツイ練習を淡々とこなす俺すげぇ」
「誰も見てないところで努力してる俺カッケェな」
ひたすらあの手この手で自画自賛しつつ、自分で自分の機嫌を取って乗り切ってます

○うまくいかない時の乗り越え方
練習しててうまくいかない時は、大抵「やーめた」とすぐ切り替えて別の練習をします。
敢えて何度も何度もやり込むこともありますが、"押してダメなら引いてみる戦法"が常套手段。
競技生活としてうまくいかない時は、「まぁ人生そんな時もあるわ」みたいな感じで深く考えず開き直るようにしてます。
これまでの競技生活はうまくいかない期間が大半でしたが、今となっては「あの時はきつかったなー」と笑って話せるようになっています。この先のうまくいかない時期も、同じように笑って話せる時が来ると思って、乗り切っていきたいと思っています。

○コーチになろうと思ったきっかけ
明確なきっかけは定かではありませんが、僕が持っているもの(知識や経験)を他の誰かに分けてあげたところ、とっても喜んでもらえたことが嬉しかったからかなと思っています。
中学終盤から高校では、後輩や同期などにアドバイスを送ることに大きなやりがいを感じ始め、漠然と「将来は指導者になりたいなー」と考えていました。
ただ、僕がコーチになろうと思った最も大きな理由は、僕自身が【指導者に恵まれてきたから】です。
素晴らしい指導者たちのコーチングを受けてきたおかげで、これまでもそして現在も、有意義な競技生活を送ることができています。
そんな僕だからこそ、次は自分がその立場になるべきだと考えました。"自分はバトンを受け取ったのだ"と。"そのバトンを次へ繋いでいくのだ"と。
そんな想いから、コーチを続けています。

○コーチング理念
僕は現在、主に育成世代(〜高校生くらい)のコーチングを行っています。その立場から、僕のコーチングの最終目標は「コーチング対象者が自立すること」だと考えています。
初めのうちは手取り足取り、徐々に考え方を伝えるなど本人の思考を動かすアプローチへ移行し、最終的には自立して競技ができるようにサポートする。
「子育て四訓」というものがあります。
乳児の時は肌身離さず
幼児の時は肌を離して手を離さず
少年の時は手を離して目を離さず
青年の時は目を離して心を離さず
この"目を離して心を離さず"の状態にもっていくことが、僕の役割かなと考えています。
かつてコーチングしていた子たちが、進学等により僕の手から離れて別の指導者のもとでそれぞれ頑張っています。
もうかつてのように僕からアドバイスを送ることはありませんし、基本的にアドバイスを求められることもありません。でも時に、本人たちから何かしら相談を受けることはあります。ある意味で「太田をうまく使っている」状態です。
そんな"実家"みたいな存在になれたら良いのかなと考えています。

自分の思う通りにやっておいで。
困った時には頼ればいい。
そしてまた自分で選んで進めばいい。


浮海恵(うきがいめぐみ)コーチ



○陸上競技を始めたきっかけは?
兄弟が陸上をやっていたので、自分も自然と始める流れに。身近にあったからこそ、特に迷わず始めた感じです。

○専門種目を選んだ決め手とその魅力
小学校のマラソン大会で1位になれたのが嬉しくて、そのまま中学でも続けました。
でも、中学入学後しばらくは、一通りいろんな種目をやりました!(走幅跳・走高跳・砲丸投・ハードル・短距離・リレー)
個人種目もいいけど、やっぱりみんなで走る駅伝が一番好きですね!

○好きな(だった)練習
人と一緒に喋りながらするジョッグが好きです。
あとは高校時代の夏合宿でやった1キロ×10本のリレーマラソンも楽しかったです。

○嫌いな(だった)練習
高校1年生の時、初めての合宿で本栖湖を2周する24キロの距離走がありましたが、これが一番キツかったです。
3キロ×3本とかも苦手でしたね・・・。

○キツイ練習の乗り越え方
とりあえず行けるところまで頑張ります。
ペース走ではみんなで先頭を交代しながらキツさを分け合ったり(笑)、インターバルでは後ろについて楽をさせてもらう感じです。

○うまくいかない時の乗り越え方
気持ちが乗るまで、無理せず走りたくなるのを待ちます。

○コーチになろうと思ったきっかけ
市民ランナーの方々がどうしてそんなに楽しそうに走れるのか、その情熱の源を知りたくてコーチになろうと思いました。
仕事をしながら練習時間を作っている姿は本当に尊敬していますし、そのパワーを分けてください!!
子どもたちには、運動を嫌いになってもらいたくないと思い、スポーツを通じて楽しい経験をしてもらいたいと思って。

○コーチング理念
ケガなく、楽しく!

2024/09/01


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