TOMORUN教室 監督 笹瀬弘樹のコーチング理念
選手が1人の選手として満足いく結果内容を出させること
年代やカテゴリーにもよるが、
本人が求めたものに到達させるそれがコーチの役目であり、コーチングの本筋である、と笹瀬は考える。
上記でも書いたように、
「年代」によっては到達目標が変わるのかもしれない。
幼児や小学生には楽しむことだったり、仲間と共に協力することだったり、周りの人達と共存することだったりする。
中学生や高校生には自主的に競技と向き合う姿勢や考え方なども教えていく必要がある。
しかし、スポーツには勝ち負けがある。
コーチングをするからには勝負が関わる以上、
「内容」にこだわるところと
「結果」にこだわるところをコーチとしては切り分けて考えなければならない。
笹瀬がコーチングをする上で大切にしていること
①選手に合わせた格となる動きをイメージする
その動きに近づけるためのメニューとプラン作りをする。
※前提として究極系を自分の中に持っておく
②コーチングする際の言葉掛け
わかりやすく端的に、核となる動きを身につけさせるための内容を濃く伝える
基本的にはポジティブに考えさせるための声かけを意識している
声色だったりを使い分けて大切な部分が相手にとって分かりやすくなるようにする時もある
③たくさんのことをやらない
メニューを膨大にはせず、同じメニューを繰り返し、身体にその動きを馴染ませるために繰り返しつつ、量と質を上げていく
選手にとっては同じメニューを繰り返すことで調子の良し悪しの判断にもなる
そして上記の考え方に加えて、
選手との距離感を大切にしている
コーチと選手は同じ目線にいる必要があると考えている。
コーチが上、選手が下。そんな関係は古い。
教わる立場なんだから選手のが下だろ?と言う人がいるかもしれない。
そんなことはない。年齢の尊敬における関係性はあっても上下はない。
それは、どのカテゴリーを教えるのも変わらない。
お互いに尊敬を持ち、話ができる関係を作れるように心がけている。
笹瀬にとって、この考え方こそが、大切にしていることかもしれない。
互いに尊敬があり、なんでも言い合えるからこそ、コーチから厳しい言葉をかけられても、選手は納得することができる。
感情と表面だけの関係では、本筋の指導はできないと考える。
TOMORUN
監督
笹瀬弘樹
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