ごみ拾い@日曜の朝

2014年06月29日

いつも走らせて貰っている道路だから・・・綺麗にしよう。
毎日じゃなくて、気が付いた時でいい。
ごみ拾い@日曜の朝

ごみ拾い@日曜の朝

実業団キャプテン時代、毎週日曜の習慣を思い出しました!
なぜ?

2007年ごろ、実業団キャプテン時代に、「なんかいいことないかな?」って始めたのが、毎週のごみ拾い。
「ごみ拾ったら、棚ぼたでニューイヤー優勝できないかな~」とか、そんな不純な動機。
病院が近かったので、夜勤明けの綺麗な看護師さんたちを見るのも、楽しみだったり・・・。
ある意味、2番目の動機は達成できましたが・・・おすまし

1kmちょっとの道をごみを拾いながら歩き、神社のごみ箱に捨てさせて貰い、神社にお参りして帰る@日曜日の朝。
一発逆転サヨナラホームランみたいな夢は叶わなかったけど、道路と身近に接する事で・・・
①「アスファルトにもいろいろあるんだな~」って思え、アスファルトの種類で走りを分けられた。
②ロード走のスタート前、トラック練習並の気持ちの入り方でできた。
③ごみを見つける動作から、創造力や洞察力、俊敏性を鍛えられた。
って、競技面にも利点もありました。

そういえば、、、ごみ拾いをしている時、自転車に乗った口うるさいジジイが居ました。
いつも「危ないぞ!」とか「汚いぞ!」とか言うんだけど、一緒に歩いてくれたり、神社で一緒にお参りしたりしました。
小言を言う目、本当に優しかった・・・。
「人の目を見て話をする大切さ」を教えてくれた気がします。

復活させた今、あのジジイは道に居ません。

時の流れは、そういうものか・・・

寂しくなりました。
時間にも、忘れていた自分にも・・・
人間はそんなもんなのかもしれないけど、「そんなもの」で諦めるのは、僕は絶対に嫌だ!

これからは、あのジジイに敬意を表しながら、ごみを拾っていきたい。
そして、陸上競技に通じるこの様なエピソードやフィーリングこそ、より多くの競技者/ランナーに伝えていきたいと感じました。
誇れる自分の実体験ですから・・・

自分の周りの道を掃除が、日々のランニングを清々しくする。
もしよければ、みんなでやってみて下さい!日曜日の朝に!!

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